甘酒探検隊

美容健康にいい!飲む点滴!と言われる甘酒。全国のご当地甘酒や、ぶらり入ったお店の甘酒をレポートしています。

2017年05月

糀和田屋は、福島県本宮町(郡山市の少し北)、安達太良山のほど近くに位置し味噌などを製造販売する糀専門店です。創業明和年間(1764~1771年)とのこと。


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稲穂の写真が美しいですね~

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裏にはストローがついてます。
容器からストレートで飲めます。

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器に注いでみました。
ストローを意識しているからでしょう、粒はほとんどありません。
糀の風味はすっきりしていますが、ストレートで飲むには若干甘めかも。1/3くらい牛乳などで割ったほうが好みでした。

今回はプレーンタイプでしたが、苺や柚子などのフレーバー甘酒もラインナップしていました。

価格:180g 270円
製造元:糀和田屋(福島県)

山口県で味噌や醤油を製造販売している光浦醸造さんの甘酒です。創業慶応元年(1865年)。

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お洒落なデザインのパッケージ。
ちなみに、光浦醸造さんのWEBもスタイリッシュです。


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原料は米糀のみ。


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濃縮稀釈タイプ。粘り気が強く、チューブから絞り出しても型崩れしません。


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牛乳でのばして頂きました。
硬めのつくりなので、温めた牛乳でもかなりしっかり混ぜないと、溶け残りが出て写真のようにお粥状態になります。
どちらかと言うと、ヨーグルトに混ぜたり調味料として活用するほうが向いている甘酒です。

なお光浦醸造さんは、フロートレモンティーという乾燥レモンと紅茶のティーパックがセットになった商品が有名なようです。レモンも紅茶も国産という貴重品、ぜひ飲んでみたい!


価格:300g 432円
製造元:光浦醸造工業株式会社(山口県)

姫路城観光のさい、城下町のお土産屋さんで見かけ購入しました。
販売元のアリモトさんは、山田錦を使ったおせんべいなど、もともと米菓が専門のお店のようです。創業昭和27年。
WEBを見ても甘酒は見当たらず。お土産店のみの販売かもしれません。

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紙の容器に入ってます。

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ちなみに製造元の食品衛生デザインオフィスさんは、中小企業対象の食品衛生コンサルティングから始まり、現在は柚子などの柑橘を使った食品を作っているという面白い会社です。

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紙容器を開けるとこんな感じ。

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すっきりした甘さに、麹の風味も上品で美味しいです。粒がほどよい頃合いですり潰されており、さらりとした飲み口のなかでもきちんと粒感が残ります。

製造・販売の二社さんとも糀が専門ではないのに、これだけ美味しい甘酒を生み出したとは。
山田錦効果もあるのでしょうか。
さすが天下の姫路城、味のクオリティーあなどれないです。


価格:300g 忘れましたが400円くらい?
製造元:有限会社 食品衛生デザインオフィス
販売元:合名会社アリモト(兵庫県)

全国津々浦々の甘酒を紹介するこのブログも、めでたく100回目を迎えることができました。
読んで頂いた皆さまに感謝。

素人なりに飲み進めるうちに、製造元のタイプによって甘酒の個性に違いがあるのではと感じ始めました。
今回は番外編で、極私的甘酒系譜をまとめてみます。
※あくまでも個人的経験による、独断的分類です。

甘酒は、大きく分けると

(1)酒蔵系 ~さかぐら系
(2)味噌蔵系 ~みそぐら系
(3)米蔵系 ~こめぐら系

の3系統に分類できるのではと思っています。

(1)酒蔵系
 日本酒の蔵元が提供する甘酒。大関や白鶴のような全国メジャーから、各地それぞれの地酒蔵元まで様々。
(2)味噌蔵系
 味噌や醤油、漬物の醸造元が提供する甘酒。マルコメなんかがそうですね。こちらも各地にご当地蔵元が存在します。
(3)米蔵系
 酒蔵・味噌蔵よりは少ないですが、有機米や玄米などお米へのこだわりを持った商品提供の一環として、甘酒も製造販売しているパターンがあります。

あとは少数派ですが、山梨の桔梗屋など和菓子屋さんが扱う甘酒、その他食品メーカーによる甘酒などがあります。

大まかにですが、酒蔵系と味噌蔵系では特徴に違いが感じられます。

酒蔵系の特徴
・日本酒のノウハウが活かされているのか、口当たりや甘さなどは飲みやすさが意識されているものが多い。
・酒粕を使った甘酒も多い
・「飲料」「嗜好品」として甘酒を嗜むならこちら。
・甘酒初心者にも向いている。

味噌蔵系の特徴
・玄米甘酒など、独特の風味や酸味、強い甘さを持つ個性的な甘酒が多い。
・濃縮タイプも多く、調味料として使いやすい
・例えるなら、飲料というより「健康食品」
・ノーマルな甘酒では物足りない人向け

もちろん、酒蔵系の玄米甘酒や、飲みやすい味噌蔵系甘酒も沢山あります。
あくまで参考としての分類でした。

東京都府中市で、飴やくず湯を作っているみやこ飴本舗さんの粉末甘酒です。創業1927年。
飴のOEMも多く扱っているそう。

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安心の国産生姜使用です。

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開封口をハサミでカットし、牛乳で割ってみました。

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200mlだとかなり甘く感じられます。もう少し多目の量で割ったほうが好みでした。
酒粕の風味は弱めですが、生姜はしっかり、ピリリと効いてます。
粉末で扱いやすく、疲れたときに手軽に飲むにはいいですね。

ちなみにみやこ飴本舗さんの先代は、遡ること1970年代、それまで日本には存在しなかったホワイトデーに着目。男性からキャンディを贈る習慣を根付かせた立役者だそう。

当時はSNSなどない時代。しかも予算が乏しいなか、工夫をこらしたPRで面白いエピソードが。
満員電車に社員と乗り、大声でこんな会話を繰り返したそう。
「お前、ホワイトデーって知ってるか?」
「エ?なんすか、ホワイトデーって?」
「知らないの?ホワイトデーってのは、キャンディーを女の子に返す日だぞ!お前、遅れてるな〜!」

ちょっとショートコントのようですが(笑)、こんな努力の甲斐があり!ホワイトデーは日本ですっかりお馴染みになりました。

価格:粉末35g 120円
製造元:みやこ飴本舗(東京都)

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